先日、息子のすけちぃの3ヶ月児健診を終えたばかりなのですが、今度は娘のぽんちゅの3歳児健診がやってきました。
今回は、3歳児健診のレポートです。
焦点は、『まだおむつが外れてないんですけど!?』です(笑)。
3歳児健診とは?

3歳児健診とは、心身の成長とともに社会性も急速に発達し、人間形成の基礎となるこの時期に健康診査を行い、成長や発達の確認、病気の早期発見等を目的としたもの。
法律で定められている健診の一つで、市区町村で行われる、就学前最後の健診になるようです。
大阪市の3歳児健診の通知
大阪市から3歳児健診の通知が届いたのは、健診日の約2週間前。
やっぱりギリギリ。
いや、もう慣れてますけどね(笑)。
健診日は、ぽんちゅが3歳6ヶ月の時でした。
ママ友さんからコロナウィルスの影響で半年遅れていると聞きましたが、どうなのかなぁ?
さて、通知の内容ですが、健診日等のお知らせのほか、3歳児健康診査質問票が2枚、3歳児健康診査質問票別紙が1枚。視力検査用シート(視標)、聴力検査用シート、視力・聴力検査方法説明書、尿検査容器及び提出用の袋でした。

健康診査質問票は事前に記入し、当日持参。視力、聴力検査も自宅で行い、結果のみ質問票に記入。尿検査は当日の朝採尿したものを持参、となっていました。
事前準備が多すぎる…。
視力、聴力検査は説明書に従い、ぽんちゅと遊びのような感覚で検査でしたのですが、問題は尿検査…。
ぽんちゅ、まだおむつが外れてないのでね(泣)。
ネット検索しつつ、採尿方法を模索しました。
おむつが外れていない幼児の採尿方法あれこれ

未おむつ外れ幼児の難関、『検尿』。
前々日まで「検査があるから、トイレでおしっこしようね」と言い続けてみたものの、もちろんダメ。ついに採尿前日に。
採尿方法をネット検索してみると、皆さん苦心されているようで色々出てきました。
採尿パックを利用する
採尿パックをおむつに仕込む。
便利だが、身近で売られているのを見かけないためネット購入する必要がある。
しかも、失敗しやすい(特に女の子)?
紙おむつにコットンを仕込む
紙おむつの上にラップなどを敷いてテープで固定して吸水させないようにした上で、コットンを複数枚重ねて敷く。
翌朝、コットンを絞って採尿する。
家にあるものでできるが、貼り付ける手間がかかる。
ポケットティッシュを使う
ポケットティッシュの袋に丸く穴を開けて、おむつに固定する。
翌朝、ティッシュを絞って採尿する。
お手軽。ただ、ティッシュの繊維が入る可能性あり。
トレーニングパンツを履かせる
おむつの中にトレーニングパンツを履かせる。
翌朝、トレーニングパンツを絞って採尿する。
簡単。ただ、トイレトレーニング中で、かつ、パンツのサイズがある場合のみ有用。
うちのぽんちゅは体が大きめで、トレーニングパンツがキツいと言って履くのを嫌がるため使えない(泣)。
ガーゼを仕込む
おむつの中にガーゼを数枚入れておく。
翌朝、ガーゼを絞って採尿する。
簡単。ただ、ガーゼがおしっこで汚れるので、再利用がためらわれる(私だけ?)。
・・・
どの方法にしようかと考えていたところ、ふとあることを思い出しました。
あ、布おむつがあるやん。
そう、今や全く使わなくなってしまった、あの布おむつです。
もともとおむつなんだから吸水力はあるし、適任なのでは!?
ということで、布おむつ(輪おむつ)を使用することに。
布おむつなので、セットも簡単。紙おむつの中に、折りたたんだ布おむつを入れるだけ。
それを子どもに履かせるのですが…、
ぽんちゅ、履いた途端に
「いや!ぬぐ!!」
「ええ!あかんよ!おしっこの検査せなあかんってずっと言ってたやろ?おトイレでできへんから仕方ないんやで」
「いーやー!!」
押し問答…。
どうも、ごわつくのが嫌だということだったので、布おむつを半分に切ってセットしなおしました。
それでも嫌がり続けていましたが、なだめすかしておむつを履かせました。
なんとかおむつを履かせたものの、ポロポロと涙を流していたぽんちゅに、プライドが傷ついたかな、我慢させてかわいそうに…と、ついもらい泣き。
夫には、「ぽんちゅがトイレ行くのを嫌がるかやん。自分のせいやで」と笑われてしまいましたが(苦笑)。
さて、翌朝。さすが布おむつ、おしっこでぼとぼとになっていました。
これを絞るだけで採尿完了。
ラクラク!
ただ、採尿コップに直接絞りだすのは難しいので、紙の深皿などに絞り出すのが、取りこぼしもなく便利です。
ちなみに、この数日後に幼稚園でも尿検査用の尿の提出があったので、この方法を試したのですが、その日の朝はおしっこがほとんど出ず、なんとか絞り出しても提出容器の5分の1ほどを採るのがやっとでした。
検尿前日の夜には、子どもに多めに水分を取らせることをオススメします!
3歳児健診の流れ

さて、健診の話に戻りますが、当日は以下のような流れでした。
受付
身体計測
診察
歯科健診
フッ化物塗布(希望者)
個別相談
また、持ち物は下記の通りでした。
フェイスタオル
母子手帳
健康保険証
3歳児健診質問票2枚及び別紙
尿検査用の尿
歯ブラシ
受付
受付時間は、事前に送られてきた封書に同封されていた書類に記載されています。
待ち時間短縮のため、9グループにわかれているようです。コロナウィルス対策も兼ねているのかな。
おかげで、長時間待たされるということもなく、また、密状態も避けることができ、快適に受診できました。
その日は雨で、遅れないようにと早めに出発したところ、受付の20分前に到着し、まだ受付準備もできていない状態。違う意味で待たされたけれど(笑)。
ちなみに、尿は受付時に渡します。
受付が終わると、別室で順番が来るまで待機します。
身体計測
番号を呼ばれると質問票提出等があり、その後身体計測へ。
ここで、持参したタオルを敷いて衣服を脱ぎ、パンツまたはおむつ1枚となり、計測しました。
いつも泣いて嫌がっていた計測台に一人で乗り、計測できたことに成長を感じ、ちょっと感動…!
診察

その後は、医師による診察。
内診の後、「お名前は?」「いくつかな?」と聞かれるも、ぽんちゅ全く答えず。私が聞いてもダメ。
答えないどころか、私にしがみついて、声を発したり首を振ることもなく、先生に苦笑いされて終了。
今思うと、これらは子どもの発達具合を確認するための質問なんですよね…。
こんなところで人見知りを発揮しなくてもいいのに!
歯科健診

診察が終わると、着替えをして歯科健診へ。
母親の膝に座り、そのまま体を倒して向かい合わせに座っている先生の膝に頭を乗せて診察してもらいます。
通常なら簡単なのだけど、今回はすけちぃを抱っこ紐で抱っこしていたため、ぽんちゅを乗せる範囲が限りなく少ない…。
ですが、普段からすけちぃがいても膝に座るぽんちゅ、慣れたものです!
上手にバランスを取って健診してもらっていました。
フッ素塗布
次はフッ素塗布。
歯科健診と同じように膝に乗って塗布してもらいます。
持ち物に歯ブラシとあり、本来は歯磨き指導もあるようなのですが、今回はコロナウィルス対策のため、指導は中止、フッ素も歯ブラシではなく個包装されているガーゼにつけて塗布となっていました。
個別面談

最後は個別相談。
保健師さんと、先に提出した質問表をもとに面談です。
「感情的に怒ってしまった」に正直に丸をつけたばかりに心配されたり、おむつはずれがまだなのが心配と書いたので、その話をしたり。
おむつは、3歳半くらいでは外れている子とまだの子が半々くらいなのでゆっくり進めてくださいねと言われました。
親としては、おむつ代がかかるから早く外れて!と思ってるんですけどね…。
ちなみに、感情的になるのは、たまになので大丈夫ですよ(笑)。
そして最後に、ぽんちゅへ「お名前教えてくれる?」「いくつかな?」との質問。
診察の際に返事できなかったからだ!と気づきましたが、本人は相変わらずだんまり。
「おうちではお話ししますか?」と保健師さんに聞かれ、「めっちゃ話します!」と即答。
「緊張してるのかな。じゃあ大丈夫ですね」と保健師さんにっこり。
発達具合、引っかからなくてよかった(苦笑)。
これで、3歳児健診は終了となりました。
3歳児健診に行く時は

3歳児健診事前準備が大変、という印象でした。特に、尿検査!
ですが、健診自体は、子どもも大きくなっていて連れて行くのも健診を受けることも容易でした。
また、持ち物に関しては、書面に書かれていたものの他に、おむつ外れがまだの子はおむつ、念のための着替え(パンツ含)、お茶などの飲み物があればいいかなと思います。
ただ、フッ素塗布をお願いした場合、塗布後30分は飲食禁止なので、それまでに水分を摂らせてあげてくださいね!
また、歯磨きをしていくことも忘れずに!
・・・
保育所や幼稚園に入園済の場合は、ちょっと連れていくのがおっくうになりますが、子供の成長を実感できますよ。
就学前の最後の健診、気をつけて行ってきてくださいね!
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