布おむつvs紙おむつ!私の布おむつ育児体験談

子育て
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いよいよ11月。

私ごとではありますが、出産予定日が少しずつ近づいてきました。

出産が近づいてくると、赤ちゃんをどうやって育てていこうかと具体的に考え始める頃だと思いますが、そのうちのひとつとして布おむつを検討される方も多いんじゃないでしょうか?

今回は、一人目育児の際の布おむつ体験談をお伝えしたいと思います。

体験談といっても、1歳前にやめてしまったので、厳密には挫折談です…(苦笑)。

布おむつにチャレンジした訳

布おむつ姿の赤ちゃんのイラスト

布おむつを使うことなんて、ハナから頭になかった私。それなのに、なぜ布おむつを使うことにしたのかというと…、

「え?布おむつ使わないの?」

という夫ぴちのひと言でした。

こちらとしては、「え?むしろ使うつもりだったの?」という驚き。

ぴち曰く、自分が小さい頃は布おむつだったということなんですが…、

私達の親世代では、紙おむつはまだ高価だったから必然的に布おむつだっただけなんだろうと思うんですけどね(笑)。

布おむつなんてめんどくさい…としか思っていなかったのですが、調べてみると、意外とそうでもないのかも?と気持ちが傾き、布おむつチャレンジをすることに!

とはいえ、オール布おむつはハードルが高すぎるので、「日中のみ布おむつ!夜間と外出時は紙おむつ!」という条件つきです。

布おむつ・紙おむつのメリット・デメリット

はてなマークのイラスト

布おむつ、紙おむつ、それぞれのメリット、デメリットですが、一般的にはこのようなことが挙げられています。

布おむつのメリット
トータルコストが安い
赤ちゃんの肌に優しい
親子コミュニケーション
おむつ外れが早い
ゴミの量が少ない
デザインがかわいい

布おむつのデメリット
洗濯が大変
初期費用が高い

紙おむつのメリット
後始末がラク

紙おむつのデメリット
トータルコストが高い
ゴミの量が多い

これらの中で、私が特に気になったのは、「コスト」「手間」「肌への優しさ」。

ということで、これらを中心に体験談をお話したいと思います。

コスト

紙おむつと布おむつ、3年でおむつ外れを迎えたと想定してコストを比較すると…

紙おむつ
1枚約20円(メーカーによって価格差あり)
1日約10枚使用
20円×10枚×365日×3年=約22万円

布おむつ
布おむつ(輪おむつ)1枚約160円
約40枚を準備
おむつカバー1枚約1500円
各サイズ(SML)5枚、新生児サイズ3枚約18枚を準備
160円×40枚+1500円×18枚=約34000円+洗濯代

かなり差がありますね!

やはり、布おむつは繰り返し使えるのが大きいです。

ただ、これはあくまでも概算。

布おむつも成形おむつを使用したり、おむつカバーも素材にこだわれば、上記価格の倍以上するものもあります…。

また、使い捨ておむつライナー等を使えば、さらに費用はかかります。

もちろん、紙おむつもメーカーや品質にこだわれば、価格は変わってきますけれどね。

また、布おむつは始めにまとめて購入しないといけないので初期費用がかかります。おむつカバーは必要なサイズを都度購入するとしても、それなりにかかります。

私の場合は、紙おむつとの兼用だったので、準備枚数は上記の半分くらいでしたが、第一子で他のベビー用品も揃える必要があったため、なかなかキツイなぁと思いました…。

手間

布おむつ使用で気になるのが洗濯の手間だと思うのですが、私は意外と面倒ではなかったです。

うんちの場合はシャワー等でうんちを流し、予洗いしておく手間がかかりますが、おしっこだけの場合は水で流して絞るだけ、ある程度まとまったら洗濯機で洗濯すればOK!

赤ちゃんのうんちは水でするりと落ちるので、予洗いも苦ではありませんでした。

また、黄ばみも日の光に当てて干せば気になるほどでもなかったです。

肌への優しさ

こればかりは、赤ちゃんの体質によるとしかいえません…。

紙おむつだと肌荒れしやすいといわれたりしますが、娘のぽんちゅは肌が強いタイプだったので全然平気でした。

最近の紙おむつはかなり品質もいいですしね!

また、布おむつでも、普通のコットンよりオーガニックコットンの方が肌に優しいと言われています。

普通のコットンは栽培時の農薬の問題や生地の漂白が気になるという場合は、オーガニック製品がおすすめです。

ただ、こちらも赤ちゃんの肌の強さによるかなぁ。

オーガニックコットンの布おむつも使用していましたが、娘が肌荒れしなかったので、使いやすい普通綿の布おむつばかりをを使用していました。

その他の使用感いろいろ

布おむつを使用していた時に感じたもろもろについてまとめます。

デザインがかわいい

布おむつは本当にデザインやカラーが豊富で、赤ちゃんのお世話をする身としては、テンションがあがりますね!

着けた時に赤ちゃんのお尻がぷっくりするのもかわいい!

布おむつ姿の娘の写真

夏場だと、下は布おむつだけで過ごすのもアリですね。

ただ私の場合は、どうしても何か履かせたくなるのでほぼ布おむつは隠れた状態でしたが…。

最近の赤ちゃん服は紙おむつサイズなのか、無理やり布おむつの上から着せると服が伸びちゃうのが嫌でした(笑)。

おむつ外れの早さ

これについては、1歳前にやめてしまったのでわかりません!

ただ、まだぽんちゅが赤ちゃんの頃、布おむつを着けるとごわごわするからか不快そうな顔をしていたのが印象的でした。紙おむつの時は一切そんな顔をしなかったので。

布おむつの方が肌あたりがよく気持ちいいものだとばかり思っていたので、嫌がる赤ちゃんもいるんだなと思ったのを覚えています。

ちなみに、2歳10ヶ月の今、まだおむつ外れをする気配はありません(泣)!

あのまま布おむつを続けていたら、不快感で早く外れたのかもしれないなぁ…。

親子コミュニケーション

これも、どうなんでしょうか?

布おむつは濡れたままだとお尻がかぶれそうでかわいそうだし、漏れると洗濯物が増えて嫌なので、紙おむつの時よりは頻繁にチェックしていたのは間違いないですが…。

どちらを使用しても、話しかけながらおむつ替えをしていましたし、コミュニケーションの面では大差ないかなという印象です。

1歳前に布おむつ育児をやめたわけ

考え事をしているママのイラスト

それなりに楽しんでいた布おむつ併用育児ですが、なぜやめてしまったのかというと、子どもが動き始めたから!

我が家は一戸建てなのですが、リビングが二階、浴室や洗面所が一階という構造です。

娘のぽんちゅがねんねの時期はよかったのですが、動き始めるとどこに行くかわからないので目が離せず、おむつを替えてもなかなか一階まで洗いに行けない。特に、うんちをした場合は災難です。

また、昼も夜も眠くなっても抱っこで寝かしつけないと眠らない子だったので、ひとりで用事ができる時間があまりありませんでした。

そのため、家事と育児の優先度を考えて布おむつはスッパリ諦めることに!

夫には、布おむつにかかった費用がもったいないと言われましたけどね(笑)。

結果としては途中断念という形になりましたが、布おむつ育児を取り入れたことに後悔はしていません。

むしろ、いい経験ができたと思っています。

赤ちゃんのお世話をしているという充実感や楽しさはありましたしね!

コストうんぬんより、やはり自分が楽しめるかどうかが布おむつ育児を取り入れるか検討する際のポイントだと思います。

気になるならちょっと試そう!くらいの軽い気持ちで始めるのが負担にもならずいいのではないかな、と。

ちなみに、もうすぐ出産予定の私。

2人目はどうするのかというと…、紙おむつですね!

だって、上の子の世話もあるのに布おむつの洗濯なんて大変すぎる(笑)。

ただ、余裕がある時には布おむつにも活躍してもらおうかなとは思っています。

布おむつあれこれご紹介

最後は、私が使用した布おむつのご紹介です。

布おむつ

布おむつの写真

写真中央は普通綿の輪おむつ、右がオーガニックコットンの輪おむつ、左はオーガニックコットンの成形おむつです。

輪おむつは、布を輪状に縫い合わせてあるもの。折りたたんで使うのですが、赤ちゃんの成長に合わせて折り方や枚数を変えて使えるので汎用性が広いです。洗濯してもすぐに乾くので便利。

ただ、オーガニックコットンの場合は使用前に予洗いをして表面の油分を落とす必要があります。

私も使用前には何度も熱湯をかけたり洗濯したりしましたが、なかなか油分が抜けず、おしっこがだだ漏れ状態でした…。

でも、うんち落ちは意外と良かったです!

そのため、オーガニックコットンの布おむつは、すぐにうんちをしそうだぞという時や月齢が上がって布おむつを2枚使用するようになってからたまに使うなどしていましたが、基本的には使いやすい普通綿の布おむつばかりを使用していました。

オーガニックコットン、柔らかくて肌触りはものすごくいいんですけどね(笑)。

成形おむつは、そのままおむつカバーにセットするだけなのでラクなのですが、乾きが遅いのでさらに使用頻度が低かったです。

輪おむつより厚みが薄いので、赤ちゃんが歩き出した後に使用するのにはぴったりなのではないかなと思います。

ちなみに、通常綿の輪おむつは西松屋で、オーガニックコットンの輪おむつと成形おむつは、kukkaで購入しました。

おむつカバー

まずは、月齢が低い時に使っていたおむつカバー(Sサイズ)。

おむつカバーSサイズの写真

写真左2枚はニシキのウールタイプのおむつカバー、真ん中はニシキの表生地綿、裏生地ポリエステルのおむつカバー、右2枚はkukkaのオーガニックコットンのおむつカバーです。

この中で一番オススメなのは、ウールのおむつカバー!

漏れにくくて通気性がよく、乾きもいい!

価格もお手頃で、本当に使いやすかったです。ただ、サイズ展開が少ないのが難点…。

大きいサイズもあればいいのになぁ。

ポリエステル製も漏れにくいので使いやすかったです。ただ、布おむつを当てるとはいえ、多少赤ちゃんの肌にポリエステル生地が触れてしまうので、肌の弱い子には心配かも?

オーガニックコットンの布おむつは、裏生地も表生地も綿なので、やはり漏れやすいです。ただ、やはり肌触りは一番いい!

デザインが豊富でかわいいのも魅力的です♪

・・・

次は、月齢が上がってから使い始めたもの(Mサイズ)。

おむつカバーMサイズの写真

写真左がニシキのポリエステルの内ベルトタイプのおむつカバー。左から2番目は布おむつ本舗のワンサイズおむつ、右2枚は布おむつ本舗の表生地コットン、裏生地フリースのおむつカバーです。

この中で一番使いやすかったのは、裏生地フリースのおむつカバーかな。

フリースだけど、何度洗濯してもくたらなかったですし、意外と漏れにくかったです。かわいい割にお値段も高すぎないのもポイント!

ワンサイズおむつも使いやすくてよかったのですが、スナップボタンの着脱が苦手で…。赤ちゃんが歩き出した時に、パンツ型として使えるので、その時に本領発揮かな!という感じです。

ポリエステルのおむつカバーは、漏れにくさNo. 1ですが、うちの子には足回りのサイズが合わなかったです。内ベルトも、着けにくかった…。内ベルト、外ベルトは、使用するママさんの好みの問題かな。

参照HP :
kukka
布おむつ本舗
ベビーチャンネル(ニシキ株式会社)

おむつ育児はママが楽しめる方法で!

赤ちゃんとママが微笑んでいるイラスト

今回は、布おむつ育児の体験をまとめましたがいかがでしたか?

もともと布おむつに興味のなかった私の視点からの体験談なので、一般的な体験談とは少し異なるかもしれませんが、布おむつを検討中の方の参考になれば幸いです。

おむつ育児は数年間毎日続くもの。だからこそ、布おむつであれ紙おむつであれ、ご自身が楽しめる方法を取り入れてくださいね!

私のように、試してみてダメだったらすっぱり諦める!でもOKだと思いますよ(笑)。

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