前回の記事、夫にダメ出しされました。
「行政の回し者みたいな記事やな!」
そして、個性が見えてこない、とも。
ブログ記事の書き方を調べて、気合いを入れて書いたけれど、それが丸出しだったんですね。
痛いところをついてくるわぁ。
さすが切れ者の夫、ぴち。
ただ頭が切れるというだけでなく経験者でもあるので、信憑性があります。
...
個性とか自分らしさって、難しいですよね。
個性ってなんだろなぁ…なんて考えてたら、ふと昔のことを思い出しました。
漫画家を目指していた時のこと。
一時期、漫画家を目指していました。
作品を出版社に持ち込んで、投稿して、とある出版社で小さいながらも賞を頂いて。
でもその先につながらず、また持ち込みをして。
複数の出版社を巡り、アドバイスを頂くと、かなり内容に乖離があったりします。
時には真逆のことも。
ラストに繋がる主人公の心理描写があったとして、もっと掘り下げて、と言われる時もあれば、だらだら長すぎるから短く、と言われる時もある。
あなたはもう少し年齢層の高い読者向けの作品を作った方がいい、と言われたかと思えば、もう少し年齢層の低い読者向けの作品の方がいい、と言われる。
全部鵜呑みにしたら大変なことになる、というのは知っていたので、頂いたアドバイスを私なりに吟味して、ポイントだけを次作に生かそう…と試行錯誤していました。
できあがった作品に対して、これが描きたかったんだったかな?と頭の端をかすめるものの、なんとか思いは込めたぞ!と思い直し、持ち込みに行くも評価は下がる一方。
最後には、「何を伝えたいのかわからない」。
もう、何が何だかわからなくなり、結局、漫画を描くことから離れてしまいました。
けれど、わけがわからないなりに続けていればよかったんではないかと、今になって思うのです。
こねくり回してぐちゃぐちゃになった先に、ようやくちらっと現れるものが自分らしさなんじゃないかな、と。
そんなわけで、このブログではしばらく迷走してみようと思います。
しばらくは日記のようになるかな。
ただの日記を誰がわざわざ読みたいか、というようなことが書かれているのを、時々目にするのですが…。
「日記が読みたい層も一定数いるよ」という、頼りになる夫の言葉を信じて(笑)。
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ちなみに…、
ダメ出しされた個性の見えない(⁉)記事に興味をもたれた方は、こちらをどうぞ!
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